ブラッドパッチ2回目

ブラッドパッチ2回目、3日前から差してる腰の点滴も今日で外れる。

針刺されるとか、看護師さんに点滴失敗してグリグリされるとかこの際、平気。

なんと言っても血液入れてからの圧の痛みが怖くて、その怖さで、とうとう血圧150とかになった。（普段上が100）

神さま今回は痛みませんように、大概のことなら平気なんどけど、前回のブラッドパッチの時の余りの苦しみをしってるから、怖くて。

腰に点滴してるけど、手術用の点滴1本腕に追加。1回で入らなかったから、ほかのところに刺されたけど、この後のこと思うとなんてことないと思える。これをコロコロ転がして施術室へ看護師さんの後をついて行く。

終わったら、すぐMRI撮影できる特別な部屋だけど、私の前の方が終わった所。

看護師さんが大丈夫と聞いてあるけど、痛くないって！え！うそ！とか思った。

人それぞれだから、私の時も痛くないとは思えない。

先生がさぁはじめようかと明るく語りかけてこられる。左の腕から血液をとって、先生は、針が逃げて血液が入ってこなくても、余裕のリカバリーで、針を少しずらすだけで直ぐに血液採取終わり。

先生だから上手なの当たり前って誰もが思うだろうけど、何回も腰にさしてもらってるけど、抜群に上手い。長年の感？とにかくさらりと終わる。ちゃっと来て刺してすぐ帰る感じ？

色々リラックスさせようと話して来られるけど、怖くてまともに返事が出来ない。もともと痛みには強いけど、あの圧倒的な圧を受けての痛さは、忘れらない程。

さぁ、とまず最初に麻酔だね。

かけなくてもいいけどとか、冗談を言われても、いつも先生とする漫才みたいには返せない。

先生は経験豊富だから、どこ刺されても安心はできる。ザクって感じで左の首の下辺りに麻酔、つい痛いと言葉が出たら優しい先生（でもドS）はこればっかりは仕方ないと言われて麻酔が効くまで待って、右の方からルートをとっていかれた、右に入れると直ぐにあの圧の重い感じがして、

違う所探そうかと今度は少し左の方から新しいルートを。これで終わりにしたいよなぁ。と言いつつ、入る所は決まってるからとか言われてかなり苦戦してグリグリいかれるから痛いと言ったら麻酔を足してまたグリグリとルートをとってくださって、ここだという所を探し当てた感じ。そこは血液が入っていっても

？入ってる？と頭の中をはてなマークが占める程、簡単に目的量入っていって終わり。こんなもんなのかな？

途中何回も撮影はあって最後はドームの中に入っての撮影で全部が終わり。うつ伏せのまま、ストレッチャー乗って病室のベットへ、そのままうつ伏せのまま2時間耐える。

1回目のブラッドパッチの時は、死ぬかと思う程苦しく、自分で手も足も自由に動かせないから、看護師の方4人がかりで板の上みたいな所から滑らせるようにベットに置いてもらった感じ。

その後も地獄の苦しみで、ロキソニンもらって少し痛いのが取れたけど、あの時の苦しさはなんとも言えない。

なぜ動かせなかったのかと言うと首のあたり圧がかかった感じで肩も自由に上がらないから体を少しだけでも上げることが出来なかった。幸い2時間経過したら、その圧から解放された。

その時の苦しみと痛みが頭から離れないから、今回怖くて怖くて仕方なかった。

先生に次はそんな痛みないかもしれないからと、再々ブラッドパッチを勧められていたが、仕事を3週間もいきなり休めないのと、手術代を貯めるのに時間がかかったからとその時の痛みが怖かったから。

交通事故で100％相手が悪いのに、保険会社は途中から、治療費は自分の保険を使って払ってから弁護士でも雇って後から請求をと言われた。了承とそんなものではなく、宣言された。

仕方ないので会社の保険を使うけど、3割負担で、事故なので、最終的には保険会社が払ってくれないとその保険の2／3は自分で会社に払わないといけない。

事故に遭うだけで、マイナスの生活から抜け出せない。日々の病院代に交通費、行かなくてもいい通院時間。その時間どれだけ無駄にしてるか？

兎に角もう、保険金額とかどうでもいいから、治って、どんどん働いて足らない借金になるだろう支払い義務のある保険代を稼ぎたい。

ある日突然事故にあって、かれこれ2年以上通院してる。思考能力低下で会社で働いてるのも時折辛くなる。

病院代に手術費を作るには会社も辞められない。こんな日々から抜け出したい。

でも何しろ、相手からの謝罪が一切ない。連絡先を登録するから、フェイスブックから、勝手に情報がながれて、彼女とイチャイチャしてる写真が上がってると腹が立つ！

普通の人間なら腹立つよね？

でもこんな事考えるのがもう嫌、明日から、恨むのやめて明るく生きていく。

私の他にも事故にあって、お金なくて、ブラッドパッチ受けれない人も沢山いる。ブラッドパッチやってもやっても、全然治らない人もいる、それに比べたら私は専門医の先生がこんな近くにいて、親身になって診察してもらえて、幸せなんだと思う。ありがたい事です。

（手術日 12月4日です。下書きから上げるまで時間かかりました。）