チューブを入れて3日目
髄液漏れの検査の為に15日(土)に入院して3日目、チューブを固定するためのテープが痒くなってくる。
これは前回も同じ。
今回は、1週間前から痺れてる?右手が何故?痺れてるなぁと思ったのが、チューブ入れるだけで痺れがなくなった!
私の場合、このチューブ入れるだけで、
頭がすごくクリアーになる。
昨年のブラッドパッチの時に本当はこの状態が普通の頭の状態なんだとはっきり認識できた時も驚きましたが、今回もこれをするだけで、良くなるという事は、
ブラッドパッチをしなくてはいけない事がほぼ決まったようなもので、悩ましい。
先生との手違いで、今回ブラッドパッチをする事になってたらしいけど、検査入院の為と言われて入院したので、なんの準備もできてないので、次回にしてもらいました。
前回のブラッドパッチは衝撃でした。
看護士さんも、知ってあったけど私が怯えるといけないので、何も言われなかった。ブラッドパッチの場所は上にいけばいくほど、辛いらしい。
担当の先生はこの道のプロと呼べる程、脳髄漏れの研究をされてきた先生なので、何の心配もしてませんでした。
患者さんは北海道から沖縄までと、全国から先生を頼って来られます。
ブラッドパッチは皆さんご存知の通り、全麻酔ではなく、先生と話しながら、入れる血の量を決めていく。
神経にさわると電気が走るような痺れもあり、人間の体は面白いなぁと思えてたりしてたのですが、やはり頭の近くから、入れると圧倒的に圧力が来て、我慢の限界という所で、先生もこれくらいだなと長年の勘と経験で、ジャストな所でストップ。
これ以上やると効果が出ないどころか、私も苦しくて耐えきれないと思いました。
沢山の方がブラッドパッチをされてて、その方それぞれに、違うと思うのですが、私の場合は今まで生きてきた中で、かなり辛かったです。1位か2位というくらい。
例えですが、腹ばいで寝てる私の上に何トンもの重りをドーンの乗せられて、身動き一つ出来ない状態。一つ一つの細胞が圧迫される。頭が風船なら割れる一歩前の感じ。頭痛のズキズキとは違うグァーという感じで逃げ場がない感じ。
手術室から病棟へのベットの移動も起き上がるなんてとんでもない事で、このままストレッチでいいですと叫んでました。ほぼ半裸、いや全裸に近い状態ですが、そんな事に構ってられない程。
結局看護士さん達が応援の人を呼んで板みたいなもので、スライドさせるようにベットに移動してもらいましたが、その後も痛みが取れるのに2時間、圧倒的な痛みに耐えました。
水を飲もうとかそんな事考えられない程に。
ただあまりにも痛みが取れないので、見兼ねた看護士さんが痛み止めの薬を飲ませてくれる時に水をほんの少し飲みました。
だから、次のブラッドパッチは怖い。
でも、1度目の時には思考能力が戻った事で凄く前進してるんです。何も考えられないから、事故の後の保険会社とのやり取りも苦痛で、色々あって。
長くなるのでこれは次回に書きますね。
だから辛くてもブラッドパッチは必要。